有馬温泉の温泉寺のすぐ横に、神社へ続く道がひっそりとあります。
過去に何度も有馬温泉を散策した時に、温泉寺の周辺を歩いているのに、今まで全く気付いてませんでした。
湯泉神社(とうせんじんじゃ)について
有馬温泉を発見したといわれている大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)などの神々がまつられています。子宝が授かる神様として知られています。有馬温泉の守護神として親しまれており、温泉神社ともよばれている。
湯泉神社って、有馬温泉の守護神なんですね。有馬温泉が最も大事にしている場所ともいえます。このあと、写真でもお見せしますが、有馬温泉の中でめぐった神社の中でも最も規模が大きかったです。
あと、子宝神社としても親しまれている神社です。夫婦で旅行に来てて、子どもが欲しいと思っている方は、一度寄ってみてお参りするのもいいかもです!
湯泉神社への階段がえげつない・・・
湯泉神社の歴史を知ったところで、早速向かうことにします。鳥居をくぐって階段を登っていきます。下の写真で見えてる程度の階段なら大したことないだろうと思ってました。
湯泉神社はこの上だそうです。下の写真左に見えるように、階段がひたすら続いています。
これは長い・・・。かなり疲れそうですね・・・。登る場合は気合を入れていきましょう!夏だと汗だくになること必至です。
汗をかいたとしても、このあとに温泉に入ればいいので、その点、有馬温泉はいいですね!銀の湯が近くにあります。
階段の途中に妙見堂があった
うんざりするような長い階段ですが、階段を登っていると途中、右手に妙見堂という小さなお堂が見えます。
赤い鳥居が目印で、階段以外のところに意識が向くので、疲れを忘れます。
一気に階段を登り切るのも大変だと思うので、途中で妙見堂に寄って、お参りするのもいいと思います。
再び階段を登り始めて、横から妙見堂を見てみました。
湯泉神社に到着
険しく長い階段を登り切ると、湯泉神社に到着します。階段を登り切ると、大きな鳥居が見えます。
左側から見てみるとこんな景色です。
鳥居をくぐってすぐ右手には、手水場があります。
ちゃんとお水がすくえるようになっています。小さい神社だと、お水がすっからかんのところもあります。
右奥には大きな石碑がありました。「忠魂碑」と書かれています。
金刀比羅神社
これまた右奥に「金刀比羅神社」と書かれた小さなお堂の神社がありました。
本堂
湯泉神社境内の奥には大きな本堂があります。お参りはここでする感じですね。聞いて欲しいことがあれば、ここでどうぞ。
中の様子はこんな感じ。中に入ることはそうそうないでしょうけどね^^;
賽銭箱の横には、おみくじや絵馬などが販売されていました。商売上手です。
小さなお堂
本堂の右手側には小さなお堂がいくつかあります。
国津社。
子安堂。おそらく、子宝を願う場合、お礼参りならここだと思います。
天津社。
湯泉神社の本堂側から見た景色。結構広いです。子どもの遊び場にできそうなイメージがありますが、普段はどんな使われ方をしてるのでしょうか・・・。
湯泉神社をあとにします。
湯泉神社の行事
湯泉神社では、1年を通じて様々な行事が行われています。北区にお住まいの方は一度どれかの行事に参加して、雰囲気を感じてみるといいかもしれませんね。
- 1月1日:元旦祭
- 1月2日:献湯祭 午前6時〜
- 1月2日:入初式 午前10時〜
- 1月15日:注連縄焼却神事
- 2月3日:節分祭
- 2月11日:紀元節祭
- 2月17日:祈年祭
- 3月3日:ひな祭り
- 4月3日:鎮花祭
- 6月30日:夏越の大祓い
- 7月3日:夏祭り
- 8月12日:一心泣き相撲
- 8月15日:戦没者慰霊祭
- 9月22日:人形供養祭
- 9月30日:神幸祭御輿渡御
- 10月2日:例祭宵宮祭
- 10月3日:例祭
- 11月15日:七五三祝祭
- 11月23日:新嘗祭
- 12月23日:天長節祭
- 12月31日:大祓い
有馬温泉の神社を巡りたい方へ
有馬温泉には他にも神社がたくさんあります。温泉に入れることや観光できることに感謝しながら神社巡りするのも1つの楽しみ方です。
参考:有馬温泉にある神社のまとめ
住所・地図
住所:兵庫県神戸市北区有馬町1908
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